9月27日:礼拝メッセージ

  9月27日   礼拝メモ       (T・O)
  詩篇46篇       (説教) 朝比奈悦也師
 「われらは恐れない」
        
 本日学ぶ詩篇46篇には、現実について記され、その現実の中に生きて働いておられる神が示されている。そして、その神を信じる信仰者の現実生活が歌われている。以下この3つのことについて学ぶ。


一、現実
  46篇では特に災いの現実について記されている。2節3節では自然界の災いが、6節では社会や国家で人間組織の中に見られる災いについて記されている。今の私たちの回りで多くの自然災害、後を絶たない事件や事故、繰り返される悲惨な戦争が起こっており、災いの現実の中に生きている。

 

二、現実の中の神様
  聖書は、神様は生きておられるお方であり、喜ばしい現実の中にも、災いの現実の中にも働いておられることを示している。そしてこの46篇には災いの 中で神様はどのようなお方であってくださるかが記されている。1節「避け所、力、助け」全く行き場を失った者をしっかりと受け止め、立ち往生し、座り込んでしまった者に力を与えて立ち上がらせ、乗 り越えていけるよう助けてくださるお方。7節11節 「とりで」外敵から障壁となって守ってくださる神。今まで一度たりとも私たちの避け所となることを、とりでとなることを神様は拒否されたことはなかったではないか。無神論者は災いがあればあるほど神はないと言うが、クリスチャンは災いの中で、それが大きければ大きいほど神の存在を体験し、神様が 働いて御業をなすお方であることを確信する。

 

三、神を信じるクリスチャン生活
  厳しい現実の中で働かれる神様を知っている人は、恐れない(2節)、揺るがされない(5節)、崇められる(10節)生涯であると教えている。揺れ動く地に立ちてなお十字架は輝けり、の賛美歌のごとく、神を信じ、救い主キリストを信じる人の人生はいかなる災いの中を通過しても恐れず揺るがされない確かな人生を歩むことができる。それはまさに感謝と喜び、 賛美と希望が溢れ出た人生である。このような生涯を送るための条件は、①神を知る、信じ、受け入れる(10節)。②神と共に歩む(7節11節)。③いつでも神様を中心に置き、神第一の生活、神の御心に生きる(5節)。

 

  いよいよ神様を知らせていただこう。そしてこの神様とともに歩み、いつでも生活の中心に神様が居られる人生を送りたい。信仰を新たにして進み出そう。