9月25日(日):礼拝メッセージ

9月25日  礼拝メモ          (T・O)
 詩篇119篇105~109節   (説教) 朝比奈悦也師
「みことばのとおりに」

 

  信仰を持った私たちは最後までこの信仰生涯を全うさせていただきたいが、人生は厳しく、その現実に悩むものである。107節で詩篇の作者は「私はひどく悩んでいます」と告白している。ひどく、どうして良いか分からなくなるほど悩むと。しかし聖書はその現実の中で生き抜く秘訣、勝利の秘訣があると教える。それについて3つの点から学ぶ。

 

一、みことば
 この篇には繰り返し「みことば」と出てくる。これはイエス・キリストの教え、聖書のことばである。そしてこのみことばが人生の勝利の鍵となると聖書は教える。105節で「みことばは私の足のともしび、道の光です」と語られている。人生には思わない出来事に直面し、躓き、倒れることがあっても、みことばは、私たちの足下をしっかりと照らし、障害物があることを教え、それを正しく乗り越えることができると教えている。神から離れて罪の道を歩む者はすべて滅びを刈り取らねばならないが、みことばは私の道の光となり、正しい道を示し、永遠の御国にまで導くことができる唯一のものである。

 

二、みことばのとおりに
 作者は「みことばのとおりに私を生かしてください」(107節)と祈っている。みことばに一致し、みことばに従って生かしてくださいということであるが、作者は106節で「私は誓い、果たしてきました」と言い、みことばに従って歩んできたとも語っている。私たちも日々みことばに触れ、集会でみことばを正しく学び、みことばに従って歩む者でありたい。


三、みことばのとおりに生かされる
 みことばは、私たちを生かす。みことばは、障害物を乗り越えさせる。みことばは私たちを正しい道に導き、生かす。事実、説教者は、人生の大きな課題に直面し、岐路に立たされたが、その都度、適切なみことばが与えられ、慰め、励まし、勇気づけられ、確信と希望を持って今日まで歩んで来ることができた。神様によって生かされている私たちを、神様はみことばをもって生かしてくださる。何事をなすにも主のみことばをしっかりと握って進みたい。それが人生の勝利の秘訣であると聖書は教える。

 

 この先、私たちの人生には何があるのか。ひどく苦しみ、行き詰まることがあるかも知れない。しかし、「あなたのみことばは、私の足の灯火、道の光です。主よ。みことばのとおりに私を生かしてください。」このようにして信仰の道をみことばをもって進み行きたい。