1月29日(日):礼拝メッセージ

1月29日 礼拝メモ          (T・O)
エレミヤ7章23~28節  (説教) 朝比奈悦也師
「偶像礼拝への警告」

 

 一月は礼拝について学び続けてきた。今回が最後の学びのとき。聖書は旧新約全体を通して、偶像礼拝についての教えと警告を与えている。これは私たちにとっても身近で深刻な問題であり、警戒しなければならない。涙の預言者と呼ばれているエレミヤ書より、偶像礼拝について3つのことを学ぶ。

 

一、歴史が示す偶像礼拝の事実
 23節に神様がイスラエルの民に語られたおことば「あなたがたは、わたしの民となる。あなたがたをしあわせにするため」と記されている。そして神様はそのとおり、イスラエルの民に幸せを与えるために誠実を尽くし続けてこられた。やがて時至り、神様は救い主キリストを送り、私たちを罪と滅びから救うために十字架につけ、死んで葬られ、三日目に死からよみがえり、救いの御業を成し遂げてくださった。このように人は、神様からの限りない誠実を頂戴し続けてきたにもかかわらず、神様を信頼して委ねられず、人々は繰り返し不信仰に陥り、その結果、不幸を味わってきた。歴史はその事実を語っている。

 

二、誠実な神様に主権を委ねること
 また23節に「わたしの声に聞き従え。…わたしが命じるすべての道を歩め」とある。誠実な神様こそ信頼できるのであって、私たちは誠実で主権をもっておられるお方に従っていくのは当然のことである。目先の一時的な繁栄や祝福を求めて、神様以外の偶像に仕えてはならない。イスラエルの民はこの点で何度となく不信仰に陥り、偶像礼拝によって不幸を刈り取らなければならなかった。偶像礼拝の根源にあるものは自分自身。自分の考え、自分の思い、自分の願い。Ⅰサムエル15章2223節にあるように、神様に従わないことは偶像礼拝の罪である。

 

三、真の礼拝の結果は
 神様は「しあわせにする」と語っておられる。真 の神様を礼拝する者には祝福と勝利がもたらされる。
 

 真の神様のみ前に謙り、礼拝し、信じ、従っていく者でありたい。