5月21日(日):礼拝メッセージ

5月21日  礼拝メモ          (T・O)
  コリントⅠ6章1920節  (説教) 朝比奈悦也師
 「信仰者の自己認識」
 超高齢の現在社会の中で、認知症を患う人の数が増加している。認知症による徘徊により事故が多発していることもよく報じられている。聖書は、すべての人は罪の中で生活をし、人生の目的が分からず、人生の徘徊者となっている、と語っている。そして聖書は、人が人生の目的を見いだし、罪の中で徘徊する人生を送らないために、正しい自己認識を持つことが重要であって、それは、人間は尊い価値ある存在である、ということを認識することだと教えている。この正しい自己認識を持って生きるならば、自分を粗末に扱うことなく大切に人生を生きるようになる。その自己認識の根拠について3つのことを学ぶ。

 

一、価値ある代価
 クリスチャンはイエス様のいのちの代価と引き替えに救いを頂戴した。イエス様は、私たちを罪から救い出すためにご自身のいのちを差し出してくださるほどに、私達ひとりひとりの存在を高く評価してくださった。この世の何ものをもってしても比べられないほどに私たちひとりひとりの存在を高く認めてくださった。これ以上ないなんと素晴らしい喜ばしいことか。

 

二、価値ある働き
 イエス様は私たちの罪の解決のために、そして永遠のいのちを私たちに与えてくださるために人となって来てくださり、まことに信じるべきお方であることを示し、人の罪の身代わりとなって十字架にお架かりくださり、死んで墓に葬られ、よみがえって救いを成し遂げてくださった。この尊い救いをいただいた私たちは本当に価値ある生き方をさせていただきたい。

 

三、価値ある方法
 この救いの福音のために価値ある働きをしてくださった方々により、私たちは素晴らしい救いの福音を知らせていただくことができた。こうして福音を信じて救いを頂戴できた私たちもまた、体験したこの救いの喜びの事実を証しする使命が与えられている。日々の生活の中で、この私が経験した救いの証し、私でしかできない証しをさせていただきたい。

 

 今週は東大阪での特伝を控えている。私たちの救いのために尊い代価が払われていることを、特伝での伝道の働きを通して人々に証しするときとなるように、それぞれの立場で真実に臨ませていただきたい。