11月18日(日):礼拝メッセージ

11月18日  礼拝メモ           (T・O)

 エペソ1章15~19節   (説教) 蔦田就子宣教師

「祈るときには」

 

 蔦田就子先生は、2000年3月からケニヤの医療宣教師として働きを続けておられる。帰国中の活動としては、聖会や各教会に出来るだけ多く訪れ、お祈りのお礼、働きの報告、今後のためのお祈りの依頼をしているとのこと。始めに先生のご指導によるスワヒリ語の賛美のひととき。その後、ケニヤの国の様子や宣教報告ビデオを見ながらの説明の後、みことばからメッセージを頂いた。

 

 エペソ書1章には、神様の恵みと祝福があって私たちが神様に選ばれたこと、その選ばれた私たちを神様はどのように仕上げようとしておられるのか、ということが記されている。イエス様を信じてクリスチャンとしていただいた私たちが天国に行くまでに、神様を愛し、人を愛してどのように関わっていくかという広がりと成長が、私たちに与えられている。その成長の目的は、私たちに与えられた恵みの栄光がほめたたえられるため(6節)とある。神様は、私たちが神様の選びに入ることが出来るようにイエス様によって罪の贖いをしてくださった。キリストが頭となって、信仰者が一つとされた。救い主を信じたときに、救いの証しとして聖霊を受けた。これらを踏まえて(15,16節)。イエス様を信じる者同士が、兄弟姉妹として愛し、祈り、感謝する幸いに与っている。

 

 これらから3つのことを心に留めたい。①神様は救いの道を開いて神の子としてくださり、神様を愛し、周りの人を愛する愛を与えてくださったこと。②主にある方々のお祈りを今日まで頂戴できたこと。③神様が私を愛してくださったように、私も神様を愛し、周りの人を愛して、誰かのために祈る者としていただくこと。祈られることで神様はどのようなすばらしいことをなしてくださるかを、背後にいてくださるその神様のすばらしさを自分が祈る方々にも伝わるように祈らせていただきたい。5期目3年間の奉仕を振り返る時、大統領選のため国外退去の恐れのある緊張した一年間。続く一年は、医療関係のストライキにより各病院が閉鎖された為、その間も開いているミッション病院に大挙患者さんが押し寄せ、超過密労働が続いた。続いて今度は病院火災が起こったこと。それでも神様のみ守りを頂いてこられたのは、背後の尊いお祈りがあったが故だと深く頷いている。

 

 今後の祈りの課題として①テヌエック病院の規模が大きくなってもイエス様が土台の病院であり続けるよう。②病院スタッフが増えても愛と一致が保たれるよう。③病院に良い人材が与えられ、育っていくよう。④人手不足の中、働いているスタッフが守られるよう。渦中にあるキャロラインさんのため。⑤ケニヤでの宣教の働きのため、あらゆる場に必要な人材が興こされるよう。