5月5日(日):礼拝メッセージ

5月5日  礼拝メモ            (N・M)

 ルカの福音書8章43~48節 (説教)朝比奈悦也牧師

「安心して行きなさい」

 

 人生の方向転換をご存じでしょうか。道を間違えると、とんでもない方向に行きますが、正しい道ですと安心して行くことができます。聖書は、その真の幸いな人生の方向転換を教えている書物です。今朝の聖書の箇所から、安心して歩むことができる人生の方向転換を体験した一人の女性を見させていただき、私たちも体験できる人生の方向転換を3つの点から学びます。

 

1、不安な人生

 12年間、ひどい痛みがともなう病の中にあった一人の女性がいました。彼女は、医者のところに行きましたが、治してもらえず、財産すべてを使い果たしてしまいました(43節)。彼女は、非常に不安な生活の中にありました。現代でも、それは変わりません。不安な生活を人々は送っています。自分自身について、また家族、仕事、老後などありとあらゆることは私たちの不安の材料になり、不安な人生の中を歩んでいます。

 

2、不安な人生の方向転換

 病の中にあった女の人は、イエスさまのところにきて、人生の方向転換を体験しました。彼女は、イエスさまの衣の房に触れたとき、ただちにこれまでの出血が止まったことを体験しました(44節)。これまでどのようにがんばってもその方向転換ができなかったにもかかわらず、イエスさまに出会った時にそれはできたのです。人は方向転換ができるという事実です。

 

3、信仰による人生の方向転換

 女の人は、イエスさまの後ろから近づいて、その衣の房に触れました(44節)。彼女はイエスさまを信じて、行動しました。その事実として、人生の方向転換を体験したのです。彼女は、お金、人には裏切られ続けてきました。しかし、主イエス・キリストに求めたときに、本当の人生の方向転換ができたのです。イエスさまは、彼女を探し、見つけだして言われます。「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。」(48節)

 

 クリスチャンは、主イエス・キリストのもとにきて、信じて踏み出した人々です。キリスト教信仰は、事実を体験できる宗教です。今あなたも人生の方向転換をして、心に安心をもって歩んでいきませんか。