8月18日(日):礼拝メッセージ

8月18日礼拝メモ

 マタイの福音書4章1〜11節 (説教)朝比奈悦也牧師

「主が示された人生訓」

 

 イエス・キリストが荒野において試みを受けられた記事です。イエス・キリストは口で語られただけではなく、自らの実際生活でその教えを実践なさいました。イエス様はこの箇所で試練と闘っておられます。40日40夜、断食した後で、サタンと闘われ、見事に勝利なさいました。イエス様は最後まで勝利の生涯を送られました。その後、弟子達、教会も徹底した闘い(迫害)がありましたが、勝利をして今日を迎えています。イエスさまが教えてくださった人生訓(人生に勝利する秘訣)を3つのキーワードから学びます。

 

1、心

 イエス様に熾烈な闘いが起こりました。イエス様は、サタンの巧妙な3つの試みに、動揺、心配、狼狽もせず、そこに一つ一つ対処しています。私たちは、大きな問題を持つと、心に落ち着きを失い、心配、動揺してしまいます。心が定まっていないからです。「すべてのものにまさって、あなたの心を守りなさい。」と箴言4章23節には書かれています。健康、財、地位をどんなに整えても私たちの心が萎えてしまったなら終わりです。心が大切であり勝利を得る秘訣であります。

 

2、聖書の御言葉

 それでは、心はどのように守れるのでしょうか。3つのサタンの誘惑の中で、イエスさまは聖書の御言葉を通して心を守られました。(4,7,10節)聖書の御言葉は一点、一画変わらずに今日あります。イエスさまご自身、「天地は過ぎゆかん。されど我が言葉は過ぎ行くことなし。」とおっしゃられました。聖書は、実際にこれまで人類に多大な貢献をしてきました。また変わらずに人々を教え導き続けました。その確かな聖書という土台の元で、心が守られるのです。聖書の御言葉によって心を守りましょう。

 

3、信仰

   イエス様は、この聖書の御言葉を信じて闘いました。聖書の御言葉は、興味本位だけで読んでいても意味がありません。その御言葉を信じた時に、心が守られるのです。

 

 クリスチャンであっても、聖書の御言葉を疑って歩んでいる人もいます。疑う信仰、従わない信仰ではなく、信じる信仰、従う信仰、十字架の死に至るまで従い続ける信仰です。私たちの信仰はどうでしょうか。主が示された人生訓を刻ませていただき、勝利の生涯を歩んでいきましょう。