10月27日(日):礼拝メッセージ

10月27日礼拝メモ

  詩篇119篇105~112節 (説教)朝比奈悦也牧師

「聖書信仰とは?」

 

 「聖書信仰」とは、今朝の聖書箇所にありますように、人間が何か悟りを開いて生み出した思想、哲学ではなく、神様から私達に与えられた聖書が、神様からの誤りなき教えと信じる信仰です。そして、「あなたのみことばは私の足のともしび、私の道の光です。」(105節)とあるように人生の歩みの指導、原則となる教えです。神様の誤りなき教えという信仰に立つ時に、私達は間違いなく三つの聖書に対する行動をとるようになります。その三つの行動を今朝は見させていただきます。

 

1、「聖書信仰」とは聖書を知る信仰である

 「聖書信仰」とは、自分の信じているものが何かよく分からないという信仰ではなく、聖書を知る信仰です。「あなたのさばきを私に教えてください。」(108節)とあるように、聖書を読み、学び、知ろうとする姿勢が書かれています。理解が難しく感じるところが聖書にはたくさんありますが、このような説教の時を通して、聖書を理解ができる時が与えられています。聖書を知る為に、聖書通読、集会出席を勧めるのはその為です。

 

2、「聖書信仰」とは聖書を受け入れる信仰である

 聖書を知って、その教えを受け入れるのが聖書信仰です。「私はいつもいのちがけです。それでもあなたのみおしえを忘れません。」(109節)「・・・私はあなたの戒めから迷い出ません。私はあなたのさとしを永遠に受け継ぎました。」(110、111節)とあるように聖書で学んた事を、心を開いて、受け入れる事です。その時、聖書の御言葉が心に響いてくる(感動、喜び、取り扱い)経験をします。

 

3、「聖書信仰」とは聖書に従う信仰である

 聖書の御言葉を全身全霊をもって受け入れ、それに本気になって従う事です。「私は誓いまたそれを果たします。あなたの義の定めを守ることを。」「私はあなたのおきてを行うことに心を傾けます。いつまでも終わりまでも。」私達の実生活で実践し、生活の基準、土台とする事です。

 

毎年、聖書の御言葉を握ってスタートし、みちの光を通して、毎日、聖書の御言葉をいただく事です。入学、就職、結婚、人生の節目に御言葉をいただく事です。御言葉を知り、受け入れ、それを人生の土台として、従う事が「聖書信仰」です。「主よみことばのとおりに私を生かしてください。」とあるように御言葉に生かされ、どんな困難な中に立たされても感謝と賛美と信仰を持って主とともに歩もうではありませんか。