11月17日 礼拝メモ
ヨハネの福音書11章38～45節 （説教）朝比奈悦也牧師
「神の栄光を見る」
ラザロの復活というイエス様の力強い奇跡の業が記されている聖書の箇所でした。聖書は、イエス・キリストが、私達一人一人の生活にとって、どういう御方かを教えています。議論や知識ではなく、事実の対象であるイエス様が、マルタとマリアにとってどうあられたか、イエス様が、３つの事をはっきり見させなさっていますが、その事を見させていただきます。
１、イエス様は「神の存在」を見せてくださる
神の存在は、これまでの歴史において、論じられ、語られ、解き明かされてきました。イエス様はその中で、他の誰もしなかった方法で、神の存在を実証なさった唯一の御方であります。自らの行い、生活すべてを通してはっきりと神様の存在を実証なさったのです。イエス様はマルタとマリアに奇跡という形で、全知全能の神の存在をを示しなさいました。イエス様ご自身の誕生については、750年前から預言されて事実として誕生されました。また処女降誕という形で、マリアから生まれなさいました。多くの人々の前で、奇跡をなされ、十字架上では、神様の義と聖と愛を示してくださいました。そして今、生きて働いて神の存在を見せてくださる御方です。
２、イエス様は「神の栄光」を見せてくださる
イエス様は、私達にとってなくてはならない価値ある神の栄光を見せなさる御方です。飢えている人に食を、渇いている人に飲み物を、病んでいる人、迷っている人、傷ついている人、希望を失っている人に、神様の栄光を見せられました。マルタとマリアは兄弟ラザロの復活の姿を見て、また、ヘレン・ケラー、ジョン・ニュートンなど歴史の人物たちも、、神様の栄光を体験しました。イエス様は、神の栄光を見せてくださる御方です。
３、イエス様は「神への信仰」を見せてくださる
マルタとマリアはイエス様を信じていましたが、兄弟ラザロの死を目の当たりにした時に、イエス様への信仰をもつ事ができませんでした。その時イエス様は、「信じる時に、神の栄光を見る」と語り、事実としてラザロの復活を実現してくださいました。イエス様、神様に結びつく唯一の方法は信仰です。イエス様はそれをはっきりと体験させてくださいます。
私達は今朝、イエス様が、私達にとってどういう御方かを見せていただきました。このイエス様に結びつき、信仰の道をまっすぐに歩み、神様の栄光の中を歩んでいきましょう。